『天国大魔境が気になっているならまずアニメから入ってほしい!』それぐらいアニメ「天国大魔境」は凄まじかった。制作陣のこだわりと情熱が凄いので作品自体にイマイチ興味が持てないな~と言う人でもアニメ好き・映像好きであれば一度はチェックしてほしい作品。
ざっと紹介!
壁に囲まれた施設で暮らす謎の子供たちと、荒廃した外の世界で“天国”と呼ばれる場所を探して旅する男女・マルとキルコの視点を代わるがわる描くSF作品。”それ町”の石黒正数による伏線だらけ謎だらけの世界に引き込まれます。「このマンガがすごい!2019」ではオトコ編1位にも選ばれていますので面白さは折り紙つきです。
アニメ「天国大魔境」の魅力
原作の理解度100%
「好きな漫画がアニメ化される!」とワクワクしていてもいざアニメを見てみると「このシーンってそういう演出だと意味が変わっちゃうんだよなー」ともやもやすることがたまーにあります。
しかし、「天国大魔境」のアニメでは寧ろ作品への理解が深まり、より繊細なところまで想像を膨らませることができました。これがアニメの良さだよな、と改めて思いました。
また、とにかく映像が美しく見やすく声優さんもぴったり!
マルの「おね~ちゃーん」って言い方が癖になるという声も多かったですね。個人的にはククの声がぴったりすぎて出てくる度にかわいいすぎて巻き戻し巻き戻し観てしまいました。
因みにエンディング曲の「誰も彼も何処も何も知らない」はASOBI同盟さんが歌っているのですが最初マルとキルコが歌っていると思っていたほど声の雰囲気が似ていてこれまた良い曲です。マル&キルコバージョンも聴きましたがお二人とも歌上手すぎるっ!声優さんって凄いですね。
個人的に好きな回
どのお話も最高でしたが個人的には3話、8話、10話の演出にはグッと引き込まれてしまいました。13話まで見たらもう一度1話から見ると「そういうことだったのか!」と新たな気づきがあるので全体を通してほんとによくできた作品だなと思います。
アニメのその後
アニメを見ていて何かに気づいた人もいるでしょう。アニメの続きは漫画の6巻の途中からですがここからはどんどん謎が明らかになっていきます。
今のところ漫画の単行本が出ているのは11巻までです。巻数も少ないので集めるのに苦労しません!と言うことはですよ、2期のアニメは当分お預けっぽいですね。待ち遠しい~!
まとめ
ディズニープラスの独占配信ということで色々批判もあるようですがこのクオリティーであれば何も文句はありません!
近年見た中では間違いなくトップ5に入る作品でした。またこのような素晴らしいアニメをディズニープラスに期待したいと思います!