鼻うがいは慢性上咽頭炎の自宅でできる治療法であり、花粉症や風邪の予防としても効果があります。
しかし、やってみると結構難しい。
片方の鼻から吸ってもう片方の鼻から出すという方法は上手くできても口から出す方法は上手くできなくて水を飲みこんでしまうという人も多いようです。
鼻うがいってどうするの?やり方はあっているはずなのに上手くできないという人の参考になれば幸いです。
鼻うがいの効果について
鼻腔の清掃: 鼻腔内が清潔に保たれることで感染症やアレルギー反応のリスクが減少します。
鼻づまりの改善: 鼻腔内の粘液や痰が取り除かれ、鼻づまりが緩和されます。特に風邪やアレルギーによる鼻づまりに効果的です。
ただし、薬で治療中の場合や病院に通うほどの重度の鼻づまりの場合は医師に相談してから行うようにしましょう。
自己判断で行うと症状が悪化する場合がございます。
副鼻腔の健康促進: 鼻うがいは、副鼻腔の中の粘液も洗い流すため、慢性的な副鼻腔炎や蓄膿症の予防や改善が期待できます。
呼吸の改善: 鼻腔が清潔になることで、呼吸がしやすくなります。これにより、睡眠中の呼吸がスムーズになり、全体的な健康状態が向上することがあります。
乾燥の防止: 鼻うがいによって鼻腔内の乾燥を防ぐことができます。これによって風邪や感染症の予防が期待できます。
また、口から出す方法の鼻うがいをすることで鼻の奥、喉の上の方にある通常触れることができない部分を洗い流すことができ、これによって自律神経系の様々な体の不調や一見鼻とは関係のなさそうな肩こりや過敏性腸症候群などの症状の改善にも期待ができます。
鼻うがいの注意点
鼻うがいはやりすぎも禁物です。
1日1回~2回に抑えましょう。
朝と夜がオススメ!
朝時間のない人は夜だけでも効果はあります!
鼻うがいが上手くできていないうちは負担がかかるので1日1回に抑えた方がいいかもしれません。
こういう時は鼻うがいを一旦やめて!
鼻うがいをした後、めまい・吐き気・胸やけ・耳の聞こえにくさ・頭痛・不眠このような症状が現れたら中耳炎になってしまう可能性があるのでその症状がしっかり治まるまでは鼻うがいを中止しましょう。
私自身、上手く鼻うがいができていなかった時に上記のような症状に見舞われたことがあり、特にめまい・吐き気の症状はかなり気持ち悪かったです。
病院に行かなくても3時間ほどで良くなりましたがそれでも生活に支障は出てしまうので皆さんにはちゃんとした方法で鼻うがいをしてほしいと思います。
あれ、鼻から吸いこんだ水が口からももう片方の鼻からもでてこないな・・・ってときは鼻うがいを中止するサインです。
鼻うがいが上手にできる方法
準備するもの・・・
鼻うがい器具: 鼻うがい専用のポット(ネティポット)や、シリンジ(注射器)など。器具は使い終わった後必ず水洗いをして清潔に保ちましょう。
たらい等を使うことでも鼻うがいは可能ですが私は難しくてできなかった😅
鼻うがい専用の器具を購入するのが無難です。1回買えばずっと使い続けられますしそんなに簡単に壊れるものでもありません。
生理食塩水: 市販の鼻うがい用生理食塩水や、自宅で作った塩水を使用します。熱すぎると鼻の粘膜が痛いし、ぬるすぎても喉を通るときに喉を通っている感覚が伝わりすぎて気持ち悪く感じるので人肌ぐらいをご自身で調整してみてください。
私は塩を小さじ2分の1に対して300mlのお湯にしています。
この量で充分しっかり洗えます。
私の場合…
私の場合は鼻うがいは夜に一度だけ。
塩小さじ2分の1を鼻うがい専用の容器に入れ、お風呂場に持って行って顔や身体を洗う前に38度のお湯を入れて鼻うがいしています。
これなら服や顔が汚れる心配もなく、容器もそのままお風呂場で洗ってしまえるので楽チンです。
お湯の温度は人肌程度。(普段のシャワーの温度でOK)
鼻から吸って鼻から出す方法
1.鼻うがい専用の器具を片方の鼻の穴に差し込みます。
2.前かがみになって「あー」と声を出しながら生理食塩水や塩水を流し、もう片方の鼻から出します。
3.最後にティッシュで優しく鼻をかんで終わり!
鼻から吸って口から出す方法
1.鼻うがい専用の器具を片方の鼻の穴に差し込み、もう片方の鼻の穴から水が出ないように指で押さえておきます。
2.首は前に突き出し、顔を下向きにしながら目線はまっすぐ前を見ます。(ヤンキーがガンつける感じで)
3.生理食塩水を流し、喉に流れてきたものを口からペッと出します。
この時、水圧を調整して1回1回区切って水を出すようにしてください。
生理食塩水を流し続けると口から出し損ねた分が鼻の奥に溜まってしまい不調を招く可能性が高いです。
ボタンを押して水を流すタイプの場合、『一度口から出してからボタンを押す』を繰り返すようにして行いましょう。
3.最後にティッシュで優しく鼻をかんで終わり!
これでもやりにくいよ!という人
私流、お風呂で鼻うがいを伝授します。
1.バスルームで裸になって鏡の前で椅子(バスチェア)に座る。なんなら私はヤンキー座りの方がやりやすいので椅子に座らない。
2.鼻うがい専用の器具を片方の鼻の穴に差し込み、一旦鼻から吸って鼻から出す方法で鼻を通す感覚を掴む。(1回でいい)
3.もう片方の鼻の穴から水が出ないように指で押さえます。
4.肘を膝の上に乗せてリラックス。
4.首を突き出したまま少し顔を下に向けて目だけを鏡の中の自分を下から睨みつけます。(イメージはヤンキーの上目遣い)
5.後は通常通りに行うだけです。
口から出す感覚は慣れです。
最初は塩水をそのまま飲み込んでしまうこともあるでしょうが、回数を繰り返すうちに口から出す感覚を覚えます。
不器用な私でも何度か繰り返すうちにやりやすい方法を掴み、鼻うがいになれることができました。
これでも上手くできない人は鼻うがいの器具をやりやすいものに変えるといいかもしれません。
私が使っている鼻洗浄ボトルはこちらです。
使いやすいのでおすすめですよ!
最後:水の抜き方について
鼻うがいをするとどんなに上手くできてもしばらくすると鼻から水が出てきます。
これは鼻腔内までしっかり洗えているという証拠でもある!
でも変なタイミングでポタポタ垂れてくると嫌だという人は以下の方法で水を抜くのがオススメ!

1.足は腰幅に広げて立ち、手は後ろで組みます。
2.上体を折っておへその方を見るようにし、手は組んだままできるだけ高い位置にキープします。(30秒ほど)
3.上体を起こすと鼻から水が垂れてくるはずなのであらかじめティッシュを用意しておきましょう。(水が垂れてこなくなるまで繰り返す)
水が鼻腔に入ったまま眠ってしまうと頭痛の原因になったりもするので就寝する1時間前には鼻うがいを終えるようにしましょう。
最後に
300mlの人肌程度のお湯に対して塩を小さじ2分の1。
これさえ守っていれば痛いことは無い。あとは慣れるだけです。
