胃の調子がここのところ悪かったので胃カメラをしに病院へ行ってきました。
鼻からの胃カメラ検査を控える人の参考になれば嬉しいです。
鼻からの胃カメラ検査とは
胃カメラ検査と言えば鼻から内視鏡カメラを入れるものと口から内視鏡カメラを入れるものがあります。
口から入れるのに比べて鼻からの場合、「オエッ」となる感覚が少なく、局所麻酔のみで患者への負担が少ないことから鼻からの胃カメラ検査を勧める病院が多いようです。
ただ花粉症や副鼻腔炎などで鼻腔が晴れていて内視鏡カメラが通らない場合や元々鼻の通り道が狭くて内視鏡が通らない場合などは口からの胃カメラ検査に変更が必要かもしれません。
ただ、口からに変更になった場合でも鎮静剤を使えば殆ど苦しい感覚なく検査できるのでご安心を!
鼻からの胃カメラ検査の流れ
- 前日の夜9時以降は絶飲絶食(夜の0時までは少量のお水なら飲んでよい)
- 病院に着いたらふかふかのベッドに寝かされる
- 両方の鼻の穴に出血しにくくする薬を吹きかけられる
(これが喉に流れると苦くて不味い。でも花粉症のせいで詰まっていた鼻の通りがスーッと良くなって呼吸が楽になりました) - 実際の内視麻酔鏡よりも一回り細い管を両方の鼻に入れてどちらが通りやすいかを調べる
- 通りやすかった方に麻酔のジェルみたいなものを流し込まれる
(これがまた不味い&喉がしびれる感じがしてつばが飲み込みづらくなるからちょっと焦るけど鼻から息吸って口から息を吐けば問題なし!) - 麻酔が効くまではしばらくベッドでゆっくり
- 麻酔が効いたら内視鏡カメラと同じ大きさの管を鼻に通されてそのまま検査室へ移動
(鼻から管が出ている状態で移動するのはちょっと恥ずかしい) - 検査室のベッドに寝かされると鼻に入っていた管を抜かれてお腹の動きをゆっくりにするための筋肉注射を打たれる
- 鼻に内視鏡カメラを入れられて検査開始
- 検査後、組織を修復する薬を注射され、すぐに先生の話を聞き、そのまま帰りました
病院にいたのは大体1時間くらい。
検査自体は10~15分程度で終わりました。
鼻からの胃カメラで大変だったこと
鼻から内視鏡を入れる場合、喉を通るときに一度だけ唾をのみ込むようにゴクンとしなければならずそれ以外は「鼻から息を吸って口から吐く」というのを徹底しなければなりません。
私の場合、ゴクンとする時に少しオエっとなってそれでも異物(内視鏡カメラ)が吐き出されるわけではないのでちょっと焦りました。でもそうなった時、先生は胃カメラを動かすのを止めて看護師さんが背中をさすって落ち着かせてくれました。
そして「鼻から吸って口から吐く」を意識すれば楽になります。
だから胃カメラ検査が不安に思う人は「鼻から吸って口から吐く」をイメージトレーニングしておくといいと思います。
私の場合、「鼻から吸って口から吐く」に慣れていなかったこともあり最初は少し大変でしたが途中から内視鏡カメラに映る自分の胃の中を見て「おお~こんな風になっているのか」と感動しました。何なら楽しくなって「もうそろそろ終わりますからね」と言われたときにもう少し見たかったと思ったぐらい。
自分の胃の中を見る機会なんてそうそうないので皆さんも胃カメラ検査をする際は是非リラックスして楽しんでください!
検査への不安を取り除こう
花粉症だから胃カメラ中にくしゃみが出ないか、鼻水がでないか心配・・・
医師に相談すれば絶飲絶食でもアレルギーの薬は飲んでいいよと言ってもらえました。胃カメラ前に飲んでおきたい薬がある場合は必ず医師に相談しましょう。
胃カメラの後、すぐに動くことはできる?
局所麻酔をするのでちょっとぼんやりとした感覚はあるけれど私はその後普通に買い物をして自転車を漕いで帰りました。
ただ、激しい運動は当日NGです。
検査後のこと
胃カメラの検査後数日間は食事後に胃が痛くなるような状態が続きました。
「酸っぱいものや刺激物以外なら当日から食べていい」と言われましたが心配な方は当日はお粥や消化に良いものを食べるのが安全かもしれません。(私は当日の夜にカマンベールチーズを食べて胃が痛くなってしまいました・・・)
最後に!
鼻からの胃カメラは思っているほど怖くないどころか楽しかったので胃カメラ検査を躊躇している人は私を信じて是非検査をしてみてください。
皆さんの健康を願っています😄