お店で出てきた生の鶏肉を断り切れずに食べてしまった、食べた鶏肉が生焼けだった等の場合、カンピロバクターなどの食中毒症状が出ないかと気になってしまいますよね。
一度罹ったことがある人は「二度とかかりたくない」というカンピロバクター。この記事ではその症状をできるだけ未然に防ぐための方法について紹介します。
因みに医者は「絶対に食べない」という生肉。
辛い思いをしない為にも口にしないことが一番です!
生の鶏肉に潜む危険性
生の鶏肉には、主に以下のような病原菌が含まれている可能性があります。
- サルモネラ菌:
- サルモネラ菌は食中毒の原因となる代表的な細菌です。鶏肉やその加工品に存在することが多く、摂取後12〜72時間以内に症状が現れます。
- カンピロバクター菌:
- カンピロバクター菌も鶏肉に広く存在する病原菌です。摂取後2〜5日で発症し、腹痛や下痢、発熱などの症状を引き起こします。
- 黄色ブドウ球菌:
- 黄色ブドウ球菌は、食べ物を通じて感染し、食中毒を引き起こします。菌が産生する毒素によって症状が現れます。
この中でも特に怖いのがカンピロバクター
カンピロバクターに感染した場合
カンピロバクター症の症状としては、下痢、発熱、腹痛、悪心、頭痛、嘔吐、倦怠感、悪寒などがありますが、同じものを食べていたとしても食べた量や身体の状態によって症状や程度はバラバラです。
私の場合、お尻の穴が痛くなるほどに一日に何度も下痢になり、常に吐き気もある状態で何度か嘔吐も経験しました。お腹が空いても食べたら必ず下痢や嘔吐に繋がってしまうという状況は本当に辛かった!
それなのに・・・なんと数年後、また生の鶏肉を食べてしまったのです。あんなに辛い思いをしたのに自分でもバカだと思います。その時私が実践して症状を未然に防ぐことができた方法を紹介します。
生の鶏肉を食べた場合の対処法
生の鶏肉を食べてしまった場合、免疫力を高めて身体の調子を整えておくことで症状を軽減・未然に防ぐことができる可能性があります。
それぞれの役割について
R-1ヨーグルト
「明治プロビオヨーグルトR-1」に含まれている乳酸菌1073R-1株は、免疫システムの最前線ではたらく「NK(ナチュラルキラー)細胞」の活性増強作用があります。また、免疫機能を活性化させる物質を多く産生する乳酸菌であることからも、免疫力の向上に役立ちます。さらに、発酵食品は腸内環境を整えることができるため、発症の可能性がある期間は朝と晩に撮ることをおすすめします。
ボディメンテ
「ボディメンテ」に含まれている乳酸菌B240は体調管理をサポートする働きがあります。また、拘りの電解質のバランスで体内の水分量を適切に維持することができます。毎日摂取する水分を発症の可能性がある期間はボディメンテを飲んで過ごすことをおすすめします。
絶対に予防できるという保証はありませんが私の場合、1回目食べた時は物凄く辛い思いをしたのに対し、2回目は少しだるさは感じたものの大した変化なく過ごせたので是非この情報は共有したいなと思いました!
接種後5日間はカンピロバクターの症状が発症する可能性があるため他にも以下のようなことに気を付けて過ごしましょう。
- 水分補給:
- 十分な水分を摂取することで、体内の毒素を排出しやすくします。特に電解質を含む飲料を摂取することが重要です。
- 消化を助ける食事:
- 消化に優しい食事を摂ることで、胃腸の負担を軽減します。例えば、お粥やスープ、ヨーグルトなどが適しています。
- 体調の観察:
- 食後しばらくの間は、体調の変化に注意を払いましょう。吐き気、腹痛、下痢、発熱などの症状が現れるかどうかを確認します。
症状が現れた場合の対応
食中毒の症状が現れた場合は、以下の対応を行います:
- 安静にする:
- 体を安静に保ち、十分な休息を取ることが大切です。過度な運動やストレスは避けましょう。
- 医師の診察を受ける:
- 食中毒の症状が現れた場合は、できるだけ早く医師の診察を受けることが重要です。特に、激しい腹痛や高熱が続く場合は、緊急の医療を必要とすることがあります。
- 薬の使用:
- 医師の指示に従い、必要な薬を使用します。自己判断で市販薬を使用することは避けましょう。 特に下痢止めなどは逆に症状をひどくする可能性があるので必ず医師に処方されたものだけを使用するようにしましょう。
予防策
最も重要なこと
- お店で出されたものでも生の鶏肉は食べないこと:
私の周りでカンピロバクターに感染した人は皆お店で出されたものを食べてなっています。「生の鶏肉は食べない!」これに尽きます。
他にも食中毒を予防するためには、以下のポイントに注意しましょう:
- 鶏肉の適切な調理:
- 鶏肉は中心部まで十分に加熱することが重要です。中心部が75度以上になるように調理し、ピンク色が残らないようにします。
- 調理器具の衛生管理:
- 生の鶏肉に触れた調理器具は、使用後にすぐに洗浄し、消毒することが大切です。また、他の食材と交差汚染を防ぐために、まな板や包丁を使い分けると良いでしょう。
- 手洗いの徹底:
- 生の鶏肉を扱った後は、必ず石鹸で手を洗うようにしましょう。手洗いは、食中毒の予防に欠かせない基本的な衛生管理です。
他にも以下のような対応で予防することができます。
- 冷凍保存:
- 鶏肉を冷凍保存することで、細菌の繁殖を抑えることができます。冷凍保存する際は、密閉容器に入れるか、ラップでしっかりと包むようにしましょう。
- 賞味期限の確認:
- 鶏肉を購入する際には、必ず賞味期限を確認し、期限内に使用することが大切です。賞味期限が切れたものは、速やかに廃棄しましょう。
- 購入後すぐの調理:
- 鶏肉を購入したら、できるだけ早く調理することを心がけましょう。特に夏場や温度が高い場所では、細菌の繁殖が早く進むため、速やかな調理が重要です。
まとめ
生の鶏肉を誤って食べてしまった場合の対処法について、紹介しました。鶏肉は美味しく栄養価も高い食材ですが、適切に調理し、安全に摂取することが重要です。この記事を参考に、健康を守るための対策をしっかりと行いましょう。